专利摘要:

公开号:WO1988001630A1
申请号:PCT/JP1987/000656
申请日:1987-09-03
公开日:1988-03-10
发明作者:Kohei Arakawa
申请人:Nikkiso Co., Ltd.;
IPC主号:C08K7-00
专利说明:
[0001] 明 細 書
[0002] ゥ ィ ス カ 一 強 化 複 合 材 料
[0003] [技術分野]
[0004] この発明は、 ゥ イ スカー強化複合材料に関 し、 さ らに詳 し く 言う と、 耐摩耗性および潤滑性に優れたウ イ ス カ 一強化複 合材料に関する。
[0005] [背景技術]
[0006] 一般に、 種々の機械的構造において、 随伴現象と して表わ れる摩耗と言ラ観点から、 機械的摺動部分ではどのよ ラ な材 料、 たとえば強化金属、 強化合成樹脂あるいは強化ゴ ムを選 択するかは極めて重要である。
[0007] 従来では、 耐摩耗性の向上を図るために、 繊維や微粒子な どを金属、 合成攆脂あ るいはゴム などに配合する こ と に よ る、 材料の強化が行なわれている。
[0008] たとえば、 自動車の ピス ト ン リ ングなどのよ うに過酷,な摺 動条件下で使用される材料にあ っ ては、 アル ミ ニ ウ ムまたは アル ミ ニ ウ ム合金と炭素織維、 アル ミ ナ維維、 アル ミ ナ ー シ リ カ繊維、 も し く はセラ ミ ツ ク ウ イ スカーなどとの複合化に よ リー層の改善がなされている。
[0009] また、 前記のよ うな過酷な条件ではないと しても、 歯車や カ ム轴などの摺動部分においても、 耐摩耗性および Ζまたは 潤滑性を改善するための複合材料の研究が数多 く なされてい る。
[0010] しか し、 今までの材料に関 しては、 耐摩耗性と潤滑性との 両性質を備えたものは少ない。 ま して、 要求に十分に応 じ ら れる程度に両性質を備えた素材は殆どないと言っ ても過言で はない。
[0011] たとえば、 S i C ウ イ ス カ一は耐摩耗性が極めて優れてい るが、 潤滑性に闋して問題がある。 一般に潤滑性の優れた潤 滑剤の備える可き条件と しては、 ①摩擦の際の相手材との相 互作用がな く て、 凝着せず、 ②それ自体の強度が大き く て、 摩擦中に損傷や切断などをあま り生じない、 ③長诗間の摩擦 に よ り 蓄積 した切断片が相手材に損傷を年えない、 等であ リ 、 S i C ウ イ スカ一は前記③の条件について問題がある と
[0012] ¾ 疋.る o
[0013] —方、 黒鉛ウ イ スカ一は耐摩耗性が S i C ゥ イ スカーよ り 劣る ものの、 前記 φ、 ②および③について卓越してぉリ潤滑 剤と して他のウ イ スカ一の追隨を許さない。
[0014] [発明の目的]
[0015] この発萌の目的は、 前記問題点を解決し、 耐摩耗性に優れ る と共に潤滑性にも優れたウ イ スカー強化複合材料を提供す る こ とである。 換言する と、 摩擦の際に、 ①摩擦の際の相手 材との相互作用がな ぐてたとえば凝着などを起さず、 ②それ 自体の強度が大き 〈 て摩擦中に損傷 切断などを生じる こ.と がな く 、 ③たとえ摩擦中に切断片が生じ、 これがたとえば摺 動部分内に蓄積したと しても、 その切断片が枏手部材を損傷 する こ とがない、 などの優れた性質を有する ゥ ィ スカ一強化 複合材料を提供するこ とである。
[0016] [癸明の開示]
[0017] 前記目的を達成するためのこの発明の要旨は、 マ ト リ ク ス 中に複数種のウ イ スカ一を合有する複合強化材において、 黒 鉛ゥ イ スカー と他のウ イ スカ一 と を合有する こ とを特徵とす る ウ イ スカ一複合強化材料である。
[0018] 前記黒鉛ゥ スカ一 と しては、 気相成長炭素繊維および前 記気相成長炭素織維を不活性ガス中で熱逃理して得られる纖 維 (以下、 単に熱処理繊維と略称する ことがある。 ) が挙げ られる。 この発明においては、 前記気相成長炭素繊維および 熱処理繊維のいずれか一種を単独で使用 しても良い し、 両者 を併用 しても良い。 両者の内いずれか一種を使用する場合、 熱処理繊維のほ ラが単なる気相成長炭素繊維よ リ も好ま し い。 その理由は、 前記潤滑剤の条件①、 ②において、 熱処理 繊維のほうが優れているからである。
[0019] また、 前記気相成長炭素繊維および前記熱処理織維のいず れを使用するにせよ、 さ らに表面処理を してお く のが好ま し い o
[0020] 好ま しい表面処理と しては、 たとえば、 リ ブ ラ ッ ク ス销酸 処理、 空気酸化処理などが挙げられる。
[0021] こ こ で前記気相成長炭素繊維と しては、 たとえば基板成長 炭素維維および流動気相成長炭素繊維などが挙げられるが、 流動気相成長炭素繊維が好ま しい。 流動気相成長炭素繊維 は、 その両端が丸みを有 しているので、 マ ト リ ク ス中に分散 した場合に、 たとえば応力集中の原因などがょ リ少な く なる からであ る。
[0022] このよ う な流動気相成長炭素繊維は、 たとえば、 特開昭 so
[0023] -54338号公報に開示されたよ うに、 炭素化合物と有機遷移金 属化合物のガス と キヤ リ ャガス との混合ガスを加熟する こ と を特長とする製造方法、 特開昭 60-181313 号公報に記載され たよ う に、 一酸化炭素と有機遷移金属化合物のガス と ギヤ リ ャガス と の混合ガスを加熱する こ とを特長とする製造方法、 その外に特開昭 S0- 185818 号公報、 特開昭 60-216816 号公報 などに記載された製造方法によ り得る こ とができ る。
[0024] なお、 この発明における気相成長炭素維維は、 前記例示の 製造方法にょ リ得られる ものに限定されず、 要するに、 炭素 源と なる化合物を遷移金属の触媒作用によ り浮遊状態で炭素 繊維も し く は炭素ウ イ スカーとする こ とができ る製造方法で あればどのよ うな製造方法によ って得られる ものであ っ ても 良い。
[0025] 前記熱処理繊維は、 前記気相成長繊維を 2000°C以上、 好ま し く は 2800°C以上の高温に加熱するこ とによ リ製造する こ と ができる。
[0026] 熱処理ほ、 通常、 窒素、 アルゴンなどの不活性ガスの雰囲 気下に行なわれる。
[0027] 熱処理に要する時間は、 5分以上であれば充分であるが、 通常、 30分程度の睁問がかけられる。
[0028] 黒鉛ウ イ スカー と して前記気相成長炭素維維および Zまた は熱処理繊維を使用する にせよ、 この発明で好ま しい黒鉛 ウ イ スカ一は、 直径が lOit m以下、 好ま し く は 0.05〜2.0 μ. mであ り 、 かつそのァ スぺク ト比が 3000以下、 好ま し く は 200 以下である ものである。
[0029] ア スペク ト比が大き く 、 直径が大きいと 複合化の段階で マ ト リ ク ス との簡のひずみが大き く なる こ とがあ り 、 また直 径が前記範囲内にあつたと してもァスぺク ト比が 3000を超え る と、 ウ イ スカ一同志のからみあいが強 く なリ フロ ッ クが形 成される。
[0030] 次に、 黒鉛ウ イ スカー以外の他のウ イ スカーと しては、 た とえば
[0031] S i C ゥ イ ス力一、 S i 3N jj ゥ イ ス力一、
[0032] A 1 2 O 3 ゥ イ スカー、 Mg O ゥ イ スカー、
[0033] A £ Nゥ イ スカー、 B 4 C 3 ウイ ス力一、
[0034] F e 2θ 3 ゥ イ ス力一、 B e 0 ゥ イ スカー、
[0035] Mo O 3 ゥ イ ス力一、 N i O ゥ イ スカー、
[0036] C Γ 2θ 3 ゥ イ スカー、 Κ 2 Ο ( T i O 2) 6 ウ スカ一および ダイ ヤモ ン ドウ イ ス力一などが挙げられる。
[0037] また、 黒鉛ウ イ スカ一以外の他のウ イ スカーの寸法と して は、 前記黒鉛ウ イ スカ一と同様に、 好ま し く は直径が lOit m 以下、 よ り好ま し く は 0.05〜2.ひ it mであ り 、 かつそのァス ぺ ク ト 比が好ま し く は 3000 ^下、 よ り 好ま し く は 200 以下で ある。
[0038] この発明に係る ウ イ スカー強化複合材料は、 前記黒鉛ウ イ ス カー と これ以外の他のウ イ ス カー と の混合物をマ ト リ ク ス 中に分散 してなる。 も っ と も、 この発明に係る ウ イ ス カ一強 化複合材料は、 前記混合物をマ ト リ ク ス中に添加 , 配合する のが好ま しいのであ るが、 マ ト リ ク ス中に黒鉛ウ イ ス カ一 と 他のウ イ スカー と を別々に 合 しても良い。 要する に、 この 発明に係る ウ イ スカー複合強化材料は、 マ ト リ ク ス中で、 黒 鉛ゥ イ スカー と他のウ イ スカー とが、 混合 した状態と なって いる のであれば特に制限がないのである。
[0039] 黒鉛ウ イ ス カ一 と他のウ イ スカ一 との体積比率は、 通常、 1 : 4 〜 9 : 1 であ り 、 好 ま し く は 1 : 2 〜 3 : 1 であ る。
[0040] 前記マ ト リ ク ス と しては、 特に制限がないが、 た と えばボ リ エチ レ ンおよびボ リ プロ ピ レ ンなどのポ リ ォ レ フ ィ ン系樹 脂、 ナ イ ロ ン一 6 、 ナ イ ロ ン — 66、 ナ イ ロ ン一 8 、 ナ イ ロ ン 一 11およびナ イ ロ ン一 S 10 などのボ リ ア ミ ド系樹脂、 ボ リ ホ ルムアルデ ヒ ドおよびホルマ リ ンー エチ レ ンォキサ イ ド共重 合体などのポ リ アセタール系樹脂、 ボ リ カーボネー ト 、 熱可 塑性ボ リ エステル成形材料、 ボ リ フ エ二 レ ンオキサ イ ド、 ボ リ スルフ ォ ン 、 ボ リ ェチルェチルケ ト ン 、 エポキシ樹脂、 ボ リ ウ レ タ ン構脂、 ボ リ ェチルスル フ ォ ン、 ボ リ フ エ 二 レ ンサ ル フ ア イ ド、、 な ら びに ボ リ 四フ ッ 化工チ レ ンお よびポ リ 四 フ ッ化工チ レ ンなどの フ ッ 素系樹脂などの合成澍脂、 アル ミ 二ゥ ム、 アル ミ ニウ ム と他の金属との合金、 銅及び銅合金、 F e および F e 合金、 N i および N i 合金、 T i および T i 合金、 Mg および Mg 合金などの金属、 あるいは天然ゴム、 ブタ ジエ ンゴム、 ネ オプ レ ンゴム、 スチ レ ンゴム等のゴム、 S i C、 S i 3 N 4 . A il 2 O a , S i 0 2 、 Z r O 2 Mg Oなどのセラ ミ ッ ク スなどが挙げられる。
[0041] これらの中で好ま しいマ ト リ ク スは、 ボリ オレフ ィ ン系樹 脂、 ボリ ア ミ ド系街脂 エポキシ撐脂、 ボリ ァセタール系樺 脂およびフ ッ素系樹脂などの合成罱脂であ リ アル ミニゥム、 アル ミ ニゥ ムと他の金属との合金などの金属であ リ 、 特に好 ま しいのは、 超高分子量ボリ エチレ ン、 ナイ ロ ン- SS 、 ボ リ ァセタール、 エポキシ構脂およびフ ッ素系樹脂などの合成辑 脂ならびにアル ミ ニウ ム合金などの合金である。
[0042] 黒鉛ゥ ィ スカー と他の ゥ ィ スカー との混合ゥ イ スカーの ゥ ィ スカー強化複合材料中における このゥ ィ ス カ一 化複合 材料の体積率は、 通常の場合、 0.1 〜30%、 好ま し く は 2〜 20%である。 体積率が 0.1 %ょリ も少ないと黒鉛ウ イ スカー と他のウ イ スカーとを配合する こ とによる効果が充分でない こ とがあ リ 、 また、 30%ょ リ も多いと ゥ イ ス力一同志の接敫 が大き く な リ 、 マ ト リ ク ス中に黒鉛ウ イ スカ一 とその他の ウ イ ス カー と を配合 してなる組成物が跪 く なつて しまい、 結果的に複合強化材を S合する効果が損なわれる こ とがあ る。
[0043] マ ト リ ク ス中へのこ の複合強化材の配合 , 分散ほ、 この種 の技術の属する分野で公知の手段によ り 、 行なラこ とができ る。
[0044] [発明を実施するための最良の形態]
[0045] (実施例 1 )
[0046] 黒鉛ウ イ スカーと して、 直径 0.2 m、 平均長さ約 53it m の気相成長炭素繊維を 2800°Cで 30分かけて熱 ¾理し、 さらに リ フ ラ ッ ク ス硝酸で 5時間表面処理したも のを使用した。 こ の黒鉛ウ イ スカ一 と平均直径が 0.3 /t mであ り 、 平均長さが 110 /t mである S i C ゥ イ スカーとを、 体積比で 1 : 1 の割 合で謳製し、 アルコールを加えて ミ キサーで充分に攪拌し、 そ の後、 アルコ ールを蒸発させた。 次いで、 ペ レ タ イ ザ一 で、 この混合ウ イ ス カーが体積率で 8 % と なる よ う に、 ナ イ ロ ン - 66 と この混合ウ イ スカ一 と を含有する、 ペ レ ッ ト 状複 合材料を製造 した。 さ らに、 このペ レ ツ ト状複合材料を射出 成形法によ リ 板状体に し、 その扳状体から lOm m X lOm mの 角型試験片を切 り 出 した。 こ の試験片は、 の純鉄の デ ィ ス ク を用いて、 摩耗試験を行なった。
[0047] 摩耗条件は、 荷重 F H = 165 N (面圧 = 1.65MPa) 、 摩擦 の ト ラ ッ ク径が P C D Φ 84で、 すベ リ 距離 4 k mで行なつ た。 実験の前後で電子天秤にょ リ重量の変化を酒定 して比摩 耗畺を求めた と こ ろ、 0.035 X 10 "7ιηιι3/πιι であ った。
[0048] (比較例 1 )
[0049] ウ イ スカ一 と して S i C ゥ イ スカーのみを使用 したほかは 前記実施例 1 と同様に実施 したと ころ、 比摩耗量は、 0.050 X 10 - 7mi 3/nimN であ っ た。
[0050] (比較例 2 )
[0051] ウ イ ス カ一を使用せず、 ナイ C3 ン -66 のみを使用 したほか は、 前記実施例 1 と 同様に実施 した と こ ろ、 比摩耗量は、 0.10X 10- ½a /aiN であ った。
[0052] (比較例 3 )
[0053] ウ イ スカ一 と して黒鉛ウ イ スカ一のみを使用 した他は、 前 記実施例 1 と 同様に実施 した と こ ろ、 比摩耗量は 0.0S5 X 10 - 7mn 3/nnN であ っ た β
[0054] 前記実施例 1 および比較例 1 〜 3 の結果を総合する と、 ナ ィ ロ ン - 6S にゥ イ スカーを配合する と その比摩耗畺が低下 し て、 耐摩耗性の向上が達成される のであるが、 黒鉛ウ イ ス 力一のみの場合と S i C ゥ イ スカーのみの場合と を比較する と黒鉛ウ イ ス カ一は S i C ゥ イ スカーほど耐摩耗性に寄年 し ていないのに (比較例 1 および 3 を比較) 、 黒鉛ウ イ スカー と S i C ウ イ スカ一 と を混合したウ イ スカ一は、 S i C ウ イ スカ一のみの場合よ リ も耐摩耗性の向上が達成され、 相爇効 果が奏されている こ とがわかる。
[0055] (実施例 2 )
[0056] 黒鉛ウ イ スカーと して、 直径 0.2 L m . 平均長さ約 53 の気相成長炭素織錐を 2800°Cで 30分かけて熱処理し、 さらに リ フラ ッ ク ス销酸で 5時簡表面 ¾理したものを使用した。 こ の黒鉛ウ イ スカ一と平均直径が 0.2 pu naであ り 、 平均長さが である S i3N 4 ウ ス力一と を、 体積比で 1 : 2の窗 合で諝製し、 アルコールを加えて ミ キサーで充分に攪拌し、 その後、 アルコールを蒸発させた。 さらに、 この混合ウ イ ス 力一の体積比が 15%となる ように、 この混合ウ イ スカ一をァ ル ミ ニゥ ム合金 (A C 8 A) に分散させてゥ イ スカー強化ァ ル ミ ニゥム ( F R M ) を製造した。
[0057] この F RMを 40X 40X 4 m mの大きさに切リ 出 して試験片 と した。 相手材と して <ί> 4の純鉄のビンを用いて、 摩耗試験 を行なった。
[0058] 摩耗条件は、 荷重 F Ν = 32.4Ν、 摩擦の ト ラ ッ ク径が P C ϋ φ 31で、 すベリ速度 V = 0.062 〜し 0 m / , すべリ鉅鎗 4 k mで行なった。 試験片の摩耗畺ほ、 実験の前後で直示視 型電子天秤によ り重量の変化を測定して比摩耗畺を求めたと ころ、 0.4 X 10— 7a駕 3/a耀 N であった。
[0059] (比較例 4 )
[0060] ゥ スカ一 と して S isN j ゥ ィ スカ一のみを使用 したほか は前記実施锊 2 と同様に実旌したと ころ、 比摩耗量は、 0.6 X 10 - 7Π透 3/anil であった 0
[0061] (比較例 5 )
[0062] ゥ イ スカーと して黒鉛ウ イ スカーのみを使用 した他は、 前 記実施例 2 と同様に実旌したと ころ、 比摩耗量は 0.7 X 10- 7 na 3/ηαΝ であった。
[0063] ( 実施例 3 ) 黒鉛 ウ イ ス カー と し て直径を 0.5 i a , 平均長 さ約 100 a の気相成長炭素繊維を 2800°Cで 30分間熱処理 し、 更に リ フ ラ ッ ク ス濃硝酸で 3時間表面処理 したものを使用 した。 こ の ゥ イ ス カー と平均直径が 0.2 μ, a であ り 、 平均長さが 90 iL m である S i C ゥ イ スカー と を、 体積比で 3 : 1 の割合で それぞれ混合 した。 こ の混合物にアルコ ールを加えて ミ キ サ一で充分に 拌 し、 その後アルコールを蒸発させた。 該混 合ゥ イ ス力一とエポキシ系樺脂 (チバガイ ギ一製 L Y - 556) との複合材料を 3種類作成 した。
[0064] 該複合材料から外径 4 naの丸溝を切り 出 し、 純 F e の回転 デ ィ ス ク と の摩擦における特性を評価した。 加重 20N、 摩擦 速度 20ca/sec、 摩擦距 ¾ 2 における結果を表 - 1 に示す。
[0065] ( 比較例 6 )
[0066] 樹脂単体および、 一種類のウ イ スカ一のみの複合材料につ き、 実施例 3 と同様のテス ト を した。
[0067] 結果を表 - 2 に示す。
[0068] (以下、 余白)
[0069] 表一 2
[0070] 比摩耗量 (nnVniaN)
[0071] 試 片 摩擦係数 試 片 デ ィ ス ク
[0072] L Y - 5 5 6 1.70X 10 - 7 0 。 6 5 0 ウ イ スカ一 0 %
[0073] S i Gゥ イ スカー 1.57X 10 - 8 1.65X 10- 9 0 . 3 6 3 2 %
[0074] S iCゥ ィ スカ一 1.12X 10- 8 1.62X 10- 9 0 . 3 0 7 5 %
[0075] S iCゥ イ スカー 1.34X 10- 8 ' 3.18X 10 - 9 0 . 3 5 10% 黒鉛ウ イ ス カー 0.7 X 10- 8 9.20X 10- 10 0 . 2 7 0 2 % 黒鉛ウ イ スカ一 0.65X 10- 8 0 . 2 3 5 5 % 黒鉛ウ イ ス ガー 1.03X 10- 8 0 . 2 8 0 10% 以上の実施例および比較例から理解できる よ う に、 黒鉛ゥ ィ スカ一 と他のウ イ スカーの併用によっ て耐摩耗性だけでな く 、 摩擦係数の現象もみられた。
[0076] また、 ウ イ スカ一複合材料は、 相手材に対しても損傷を与え ず、 摩擦材料と して極めて有望である。
[0077] [産業上の利甩性】
[0078] この発明による と、 黒鉛ウ イ ス カ一と他のウ イ スカーとを マ ト リ ク ス中に S合 , 分散する こ とによっ て、 他のウ イ スカ —のみをマ ト リ ク スに 合 , 分散してなる組成物よ り もほる かに大き な耐摩耗性および潤滑性を有する組成物とする こ と ができ る 、 そのよ う な複合強化材を提供する こ とができ る。
[0079] 一般的には、 第 1成分の有する優れた性質を保有しつつそ の欠点を補う こ とを目的に第 2成分を添加する と、 第 1 成分 の欠点が第 2成分に よ り 改善される ものの、 第 1 成分の優 れた性質が第 1成分によ り低下する こ と の多いこ と に鑑みる と、 この発明において、 黒鉛ウ イ スカ一の 合にょリ 、 他の ウ イ スカ一が有する優れた耐摩耗性がさらに高められる と共 に他のゥ スカーの有する欠点である潤滑性が改善される こ とは、 注目 に価する。
权利要求:
Claims特 許 請 求 の 範 囲
(1) マ ト リ ク ス中に複数種のウ イ スカ一を含有する ウ イ スカー強化複合材料において、 黒鉛ゥ ィ スカー と他のゥ ィ ス 力一 と を舍有する こ と を特镦とする ウ イ ス カー強化複合材 料。
(2) 前記黒紿ゥ イ スカーが、 気相成長法にょ リ製造され た炭素繊維も し く は前記気相成長によ リ製造された炭素繊維 を不活性ガス中で熱処理してなる繊維である前記特許請求の 範囲第 1 項に記載のウ イ スカー強化複合材料。
(3) 前記熱処理瘟度が 2 ,000 以上である前記特許請求の 範囲第 1項に記載のウ イ ス カ 一強化複合材料。
(4) 前記黒鉛ウ イ スカ一は、 その直径が 10 ;L m以下であ り 、 そのァ スぺク ト比が 3 , 000 以下である前記特許請求の範 囲第 1 項に記載のウ イ スカー強化複^材料。
(5) 前記黒鉛ウ イ ス カ一は、 その直径が 0.05〜 2.0 μ. m であ り 、 そのア スペ ク ト比が 200 以下である前記特許請求の 範囲第 1 項に記載のウ イ スカー強化複合材料。
(G) 黒鉛ウ イ スカー以外の他のウ イ スカ一が s i C ウ イ スカ一である前記特許請求の範囲第 1 項に記載のゥ ィ スカー 強化複合材料。
(7) 黒鉛 ウ イ ス カ ー以外の他の ウ イ ス カーが s i 3N 4 ゥ ィ スカ一である前記特許請求の範囲第 1 項に記載のウ イ ス 力一強化複合材料。
(8) 黒鉛ウ イ スカー以外の他のウ イ ス カ一は、 その直径 が 0.05〜 2.0 ;t mであ リ 、 そのァスぺク ト比が 200 以下であ る前記特許請求の範囲第 1 項に記載のウ イ スカー強化複合材 料。
(9) ウ イ ス カ 一強化複合材料中における、 黒鉛ウ イ ス カー と黒鉛ゥ ィ ス カー以外の他のゥ ィ ス カ 一 との体積比率 は、 1 : 4〜 9 : 1 である前記特許請求の範囲第 1項に記載 の ゥ ィ スカー強化複合豺料。
(10) ゥ イ ス カー強化複合材料中における、 黒鉑ゥ イ ス 力一 と黒鉛ウ イ スカー以外の他のウ イ スカー との体積比率 ほ、 1 : 2〜 3 : 1 である前記特許請求の範囲第 1項に記載 のゥ イ ス力一強化複合材料。
(11) 前記マ ト リ ク スが合成樺脂、 ゴム、 セ ラ ミ ッ ク ス、 および金属よ リ なる群から選択される一種である前記特許請 求の範囲第 1 項に記載のゥ ィ スカー強化複合材料。
(12) 前記マ ト リ ク スが合成構脂または金属である前記特 許請求の範囲第 1 項に記載のゥ イ スカー強化複合材料。
(13) 前記マ ト リ ク スがボリ オレ フ ィ ン系樹脂、 ボリ ア ミ ド系樹脂、 エポキシ系樹脂、 ボリ ァセタール系樹脂、 フ ッ素 系辑脂およびアルミ ニウム合金よ リ なる群から選択される一 種である前記特許請求の範囲第 1 項に記載のウ イ スカー強化 複合材料。 .
(14) 前記黒鉛ウ イ スカー と他のウ イ スカー との、 ゥ イ ス カー強化複合材中での体積率は、 0.1 〜30%である前記特許 請求の範囲第 1項に記載のウ イ スカー強化複合材料。
(15) 前記黒鉛ウ イ スカーと他のゥ イ スカーとの、 ゥ イ ス 力—強化複合豺中での体積率は、 2〜20%である前記特許請 求の範囲第 1項に記載のゥ ィ スカ一強化複合材料。
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同族专利:
公开号 | 公开日
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1988-03-10| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): JP KR US |
1988-03-10| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): AT BE CH DE FR GB IT LU NL SE |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
JP20915686||1986-09-04||
JP61/209156||1986-09-04||JP50519887A| JPH0689156B1|1986-09-04|1987-09-03||
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